足の踏み場もないような

とっ散らかったあれやこれらを

言ったからには

おはようとか寒いねとかそんな挨拶をする。そして毒にも薬にもならないような会話をして最後に「またね」って言う。何気ない毎日の流れだけど、その流れを生むには一つとても大切なことがある。

またねと言うにはまた会ったときに「またね」と言った日のように話しかける必要がある。それは明日でも明後日でも1ヶ月後でも。

 

僕は人付き合いが苦手だ。ある程度まで仲良くならないと相手を見かけても話しかけることができない。できるだけ気付かれないように、気付いていないふりをして脇をすり抜ける。どうしようもないときは会釈だけ。

そんな人間だから「またね」なんて無責任なことを言うことができない。普通の人からしたら無責任?といった感じだろうけど。

「またね」なんてそんなことを言ったのに次に会ったときに気付かないふりをするなんてとても失礼だ。

また会ったときに話しかけることができない人にまたねと言う資格がないというか、そもそも誰かに話しかける資格がないようにも